3. 形式ばらない Python の紹介まとめ

3.1.1 数

  • 対話モードでは、最後に印字された式は変数 _ に代入されます

3.1.2 文字列

  • 複数行にまたがって記述
    • 行の末尾の文字をバックスラッシュにします。
  • 文字列リテラルを ``raw'' 文字列にする
    • エスケープシーケンスは変換されない。
  • 三重クォート """ または ''' で文字列を囲むこともできます。
    • 行末をエスケープする必要はありません
  • 互いに隣あった二つの文字列リテラルは自動的に連結
    • 'str'.strip() 'ing' # <- リテラル同士じゃないからダメ
  • インデクス表示できる >>> word[2:4] 'lp'
    • 最初のインデクスを省略すると、0
    • 第 2 のインデクスを省略すると文字列のサイズ
  • Python の文字列は変更できません。
  • 新たな文字列の生成は、簡単で効率的
    • スライス表記に行儀の悪いインデクス指定をしても、値はたしなみよく処理されます
      • インデクスが大きすぎる場合は文字列のサイズ
      • 小さいインデクス値を上境界 (文字列の右端) に指定すると、空文字列が返されます。
      • インデクスを負の数にして、右から数えることもできます。

3.1.3 Unicode 文字列

  • 新しいデータ型、Unicode オブジェクトを利用できるようになりました。
  • raw モードは、正規表現を記述する時のように、沢山のバックスラッシュを入力しなければならないときとても役に立ちます。

3.1.4 リスト

  • 別々の値を一まとめにするために使えます。
  • インデクスは 0 から開始します。また、スライス、連結なども行えます:
  • リストは個々の要素を変更することができます
    • a[0:2] = [1, 12] # 代入
    • a[0:2] = [] # 削除
    • a[1:1] = ['bletch', 'xyzzy'] # 挿入
    • a[:0] = a # それ自身 (のコピー) を先頭に挿入する
  • 組込み関数 len() はリストにも適用できます。
  • リストを入れ子にする (ほかのリストを含むリストを造る) ことも可能

3.2 プログラミングへの第一歩

  • print は末尾にコンマを入れると、出力を行った後に改行されません: